血の政治―青嵐会という物語
河内孝
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出版社
新潮社 |
1970年代半ば、血判状をもって結成され、マスコミからは「アナクロ」「右翼」と攻撃された青嵐会。机を引っくり返し、国会内でも掴み合いを行うことがあったものの、いたずらに議論に堕することなく、今の政治家達が失った「何か」が彼らにはあった。
太く、短く、謎多きその軌跡をあらためて現在に問う異色のノンフィクション。
【内容】
序章 青嵐会の血脈
第1章 青嵐会、その誕生
第2章 青嵐会と三島由紀夫
第3章 青嵐会の闘い 一九七三
第4章 青嵐会の闘い 一九七四
第5章 青嵐会のルーツ―戦後政治の中の核と改憲
第6章 二つの別れ
終章 果たしていない約束