顔のない独裁者 「自由革命」「新自由主義」との戦い
さかき漣【著】 / 三橋貴明【企画・監修】
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出版社
PHP研究所 |
201X年、中国漁船の大群が尖閣諸島に押し寄せ、そのうちの一隻の「船員」が魚釣島に上陸したことから、「極東戦争」が勃発。この事態に対してアメリカは、日中間の軋轢に軍事介入することを避け、参戦を拒否。果たして日本は、大エイジア連邦主席という独裁者によって支配され、日本国民は「第三地域市民」として生きることを余儀なくされる。秋川進と涼月みらいは、抵抗組織「ライジング・サン」の一員として「祖国・日本」を取り戻すために、新指導者を戴く革命を成就。暗夜が決壊し、新指導者“GK"は国民の万雷の拍手で迎えられる。だが、それは進とみらい、いや、心ある日本国民にとっては、次なる新たな戦いへの序曲に過ぎなかった……。
気鋭の作家・さかき漣と人気経済評論家・三橋貴明のコラボによる、衝撃の近未来小説!