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ウソが栄えりゃ、国が亡びる
潮匡人

2014年7月1日、安倍晋三内閣は「新しい安全保障法制の整備のための基本方針」となる「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」を閣議決定した。
全マスコミがこれを「集団的自衛権 閣議決定」などと報じた。
しかし、その報道の中身は間違いだらけであった。何がどう間違っていたのか? いわゆる“解釈改憲"の本当の論点はどこにあるのか。本書が正しく教えます。知識なし、結論ありきの偏向報道をマスコミは猛省せよ! ウソが栄えては、国の存亡にかかわるからだ。

【内容】
　第1章 大山鳴動して鼠一匹――「集団的自衛権」は容認されなかった
　第2章 NHKよ、そんなに集団的自衛権が憎いのか
　第3章 慰安婦問題だけではない 朝日新聞よ、一から出直せ
　第4章 万犬、虚に吠えた「集団的自衛権」報道
　第5章 本当に「集団的自衛権」の問題なのか
　第6章 憲法改正なくして安全保障なし
　第7章 暴走の始まりは、特定秘密保護法だった
　第8章 中国の危険な挑発に備えよ
　終章 忘れられた尊い犠牲
　あとがき――謝辞にかえて