ワタナベ家のちょっと過剰な人びと
渡部玄一
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出版社
海竜社 |
一見過剰とも思える行動や言動にこそ、私たち家族固有のあじわい、面白味があって、それが忘れがたい思い出を創っている-。学者の父、ピアニストの母を持つチェリストの著者が、幼き日からの思い出や、イギリス・エディンバラでの生活を振り返りながら、家族の絆を考え直したエッセイ集。
【内容】
はじめに 母はやっぱり母だった-金婚式
第1章 女は強いのか、弱いのか-ちょんまげ真子ちゃん
第2章 父の怒り、母の涙-二人乗り
第3章 毎日必ず例外なく-論語となわとび
第4章 尊敬できる「厳しい人」-天沼陸橋の恐怖
第5章 来るなら来い、俺は日本人だ!-エディンバラへ
第6章 特別な一年の輝いていた日々-エディンバラにて
第7章 本はどこまで増え続けるのか!-わが家の「本」権
第8章 WAKAMONOをドイツ語読みにすると-明日に道を聞かば
第9章 そろそろ仕事にかかってよいでしょうか?-過剰の原点
おわりに 中庸は徳の至れるもの?-父のひと言