英語化は愚民化 日本の国力が地に落ちる
施光恒
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出版社
集英社 |
英語化推進政策で日本の知的な中間層が社会の第一線から排除され、使い捨て労働者となり、格差が拡大・固定化する。愚民化を強いられた国民は、グローバル資本の奴隷と化すのか。気鋭の政治学者が英語化政策の虚妄を撃つ。
【内容】
はじめに 英語化は誰も望まない未来を連れてくる
第1章 日本を覆う「英語化」政策
第2章 グローバル化・英語化は歴史の必然なのか
第3章 「翻訳」と「土着化」がつくった近代日本
第4章 グローバル化・英語化は民主的なのか
第5章 英語偏重教育の黒幕、新自由主義者たちの思惑
第6章 英語化が破壊する日本の良さと強み
第7章 今後の日本の国づくりと世界秩序構想
おわりに 「エリートの反逆」の時代に