神々の乱心〈上〉
松本清張
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出版社
文藝春秋 |
昭和8年。
東京近郊の梅広町にある「月辰会研究所」から出てきたところを尋問された若い女官が自殺した。
特高課第一係長・吉屋謙介は、自責の念と不審から調査を開始する。
同じころ、華族の次男坊・萩園泰之は女官の兄から、遺品の通行証を見せられ、月に北斗七星の紋章の謎に挑む。
昭和初期を雄渾に描く巨匠最後の小説。
[詳細] http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167106850