パリの福澤諭吉―謎の肖像写真をたずねて
山口昌子
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出版社
中央公論新社 |
「一万円札の顔」はパリで生まれた!
1862年、文久遣欧使節団の翻訳担当としてパリに渡った福澤諭吉は当時、27歳の若者。
パリで撮影した肖像写真は、無名の下級武士だったにもかかわらず、フランスの人類学者デッカーから、「日本人の典型的なエリートの顔」と賞賛される。
後年、「日本のヴォルテール」と称された、若き日の福澤諭吉は滞在中、パリを縦横に駆けめぐった。
帰国後、『西洋事情』を執筆し、20万部を超える大ベストセラーとなる。
福澤諭吉のパリでの行動をつぶさに追うとともに、福澤の肖像写真を撮影した謎の写真家・ポトーの足跡をたどる。
[詳細] https://www.chuko.co.jp/tanko/2016/11/004916.html