音楽幸福論
杉原志啓
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出版社
学習研究社 |
母を喪ったことをきっかけとして、アランの「幸福論」を読み耽った筆者は、あるとき「堂々と生きること、自分自身の心に激しい苦痛を与えないこと、そして伝染によって、大げさな悲劇的な言葉によって、他人に苦痛を与えないこと」という言葉に出会い、自らも音楽を通して、友情と喜びを持って幸福を語ることに目覚めた。
本書は、古今東西を問わず、人々に歌われる有名楽曲の中に生き続ける『幸福』という主題を追い求めたものである。