新版 国家神道とは何だったのか
葦津珍彦【著】 / 阪本是丸【註】 / 藤田大誠・齊藤智朗【解題】
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出版社
神社新報社 |
「国家神道」と言えば、「天皇崇拝の国教制度」と考えられがちだが、昭和の大神道思想家・葦津珍彦は、「神道」から信仰的精神を消し去って、世俗合理思想へと転質させようとした「非宗教主義」であると言う。果たして「国家神道」とは何だったのか、本書ではその実像を明らかにしようと試みている。
本書は、昭和61年の神社新報創刊40周年記念事業として発行された葦津珍彦著、阪本是丸註の名著を20年ぶりに神社新報60周年記念事業として装丁・組版を一新。新たに解題を付け、主要参考文献目録を充実して出版されたものである。