新憲法はこうなる―美しいこの国のかたち
田村重信
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出版社
講談社 |
日本は、戦後60年にわたり憲法改正を行ってこなかったが、世界各国では時代と国際情勢の変化にあわせて、数次にわたり憲法を改正しているのが現実である。また、護憲派が金科玉条のように言う「憲法九条の精神」であるが、戦争の放棄・平和主義は、他国の憲法や国連憲章でも同様の文言が見られるものである。
日本を「美しい国」たらしめるためには、憲法の改正が必要である。自民党政務調査会主席専門員として、憲法改正に人生を賭けてきた筆者が、憲法というものが出来上がるまでの舞台裏を解説。さらに、憲法改正50のポイントをQ&A形式で紹介する。
【内容】
序章 新憲法草案発表までの全舞台裏
第1章 護憲派の偽善
第2章 天皇を守るために受け入れたもの
第3章 憲法論議がタブー視された時代
第4章 憲法論議活発化の背景
第5章 憲法改正で実現する「美しい国」
第6章 新憲法はこうなる「早わかり憲法改正Q&A50」