旧かなづかひで書く日本語
萩野貞樹
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出版社
幻冬舎 |
私たちが日頃使ふ「新かなづかい」は、ほんの六十年前に制定されました。それ以前は長い歴史の中で洗練されてきた「旧かなづかひ」を使ってきたのです。実は「旧かなづかひ」は、合理的で美しいだけでなく、語源や意味も正確に伝はり、「新かなづかい」よりもはるかに使い勝手がいい表記法なのです。
【内容】
第一章 今日から使へる旧かなづかひ
第二章 声に出しておぼえる活用
第三章 正しい五十音を知つてゐますか
第四章 新かなに改変の罪は重い
第五章 舊字、正字はカッコいい
第六章 国語を壊さうとした人たち
おさらひ
大森惟中のおぼえ歌
終りに