インドの嵐 <コミック>
国塚一乗(原作)、桜井和生(脚本)、和田順一(作画)
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出版社
高木書房 |
日本陸軍少尉としてマレー作戦に参加し、藤原機関に配属されてインド人俘虜と接したことから、インド国民軍創設に関わることとなった国塚一乗氏。チャンドラ・ボースと厚い信頼関係を築き、ともにインドの解放と独立という理想のために戦いながら、インパール作戦の失敗により独立の夢は脆くも崩れ去った。チャンドラ・ボースは志半ばで倒れることになるが、独立の精神は広くインド人の間に浸透し、第二次世界大戦の終戦からわずか2年後にはイギリスからの独立を勝ち取ることになる。
独立なったインドでは、長らくチャンドラ・ボースの偉業を無視してきたが、死後50年を期に独立の功労者として再評価され、ボースの誕生日は正式にインドの祝日とされた。
本書は、インド独立50周年を記念して出版された、インド独立を夢見た男達の物語です。