本能の力
戸塚宏
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出版社
新潮社 |
現代日本の歪みは、すべて「本能の力」を軽視したことのツケである。「不快感が子供を育てる」「体罰は進歩のためにある」「非行と不良は別物」「“正しいいじめ”には意義がある」「脳幹を鍛えよ」等。建前論を排し、安易な復古主義にも与せず説く。徹底的に経験に基づいて作り上げた戸塚理論の精髄がここにある。
【内容】
1.「体罰」は善である
2.父親が家庭を支配する
3.「いじめ」の意義
4.力は正義である
5.進歩の鍵は恐怖が握る
6.「合理主義」の欺瞞
7.本能が善である
8.「脳幹論」の基本
9.非行と不良は別物である
10.「安詳恭敬」を知る