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南京の真実

田母神裁判執行猶予へ方針転換【Front Japan 桜】[桜H28/10/6]

田母神裁判執行猶予へ方針転換【Front Japan 桜】[桜H28/10/6]

(16分17秒以降)
https://youtu.be/2Tj7J-2llsU

水島「はい、ゲストコーナーです。
高清水「はい、ご紹介致します。今日も、軍事ジャーナリストの鍛冶俊樹さんにお越し戴いています。宜しくお願い致します。
鍛冶「あ、宜しくお願いします。
水島「はい。改めて・・・
鍛冶「宜しくお願いします。
水島「田母神裁判、評論家みたいになっちゃっていますね。
鍛冶「えぇ、もう。
高清水「あぁ、はい。
水島「今日も、皆さんに、これ伝えなきゃいけないんで、田母神裁判の途中経過ってことで、レポートをお願いします。じゃあ、早速、昨日まで、でしたね。
鍛冶「えぇ。田母神裁判はですね、もう、先週から、ですね、もう、謂わば、佳境に入ってピークなんですね、もう。
高清水「あぁ~・・・
鍛冶「もう、先週から、これ、島本、島本、田母神、4回、5回、4回と続いてきまして。
高清水「はい。
鍛冶「それで、もう、今週になりまして、ですね、一つは、田母神さん、保釈されたのが9月29日ですけれども、そのあと、10月3、4、5と、裁判が連荘で続きました。ですね、私なんか、実は、ですね、もう、これ全部、傍聴しておりますけれども、ですね・・・
高清水「はい。
鍛冶「ちょっと、もう、目がちょっと、今、充血しているんですけどね、あんまり忙しくて、ですね、疲れが出たんですね。で、えー、そんな、そんなんで、ですかって、仰る方、居ると思うんですよ。そう仰る方は、ですね、多分、こういう田母神さんの裁判しか、ご覧になっていないんですね。その前に、この島本の裁判なんか、これ、もう、本当に、みんな、来ていませんね。ですが、このう、島本の、この裁判と田母神の裁判っていうのは、これ、コインの裏表でして、これ島本さんというのは、これ、田母神選対の事務局長ですから、で、ずぅっと居た人ですから、簡単に言うと、一番、田母神の側近中の側近。
水島「うん。
鍛冶「まぁ、その人の裁判ですから・・・
水島「そうですね。
鍛冶「で、これ、両方、見ないと、ですね、分からないんです。裁判の実態、分からないんです。
水島「そうなんですね。
鍛冶「えぇ、ところが、えてして、もう、田母神の裁判、何とか、抽選で当たって見てみると、それでもって、凄い訳知り顔で論じる方が居るようですけども、よく、実態を見て戴かなければいけません。で、我々は、ですね、私なんか、ずぅっと、これ、傍聴していますけれども、ですね・・・
高清水「はい。
鍛冶「で、私1人じゃないですよ。桜捜査班で、ですね・・・
高清水「はい。
鍛冶「もう、最低3名、多い時は5名ぐらいで、傍聴しておりまして、私はメモをとりません。全体の裁判の流れを追うと。で、その他、最低2名の方はメモを綿密にとりまして、そのあと、すり合わせをやっているということですね。これは、大手のマスコミでも、こんなこと、していませんよ。

高清水「うーん、はい。
水島「そうですね。
高清水「そうです。はい。
鍛冶「ですから、今、田母神裁判について、一番、詳しいのは、この我々、桜捜査班ですんで、
水島「はい。
鍛冶「何かネットの中で、ですね、いい加減なことを、言ったり、書いたりしていること、方がいらっしゃいますけどね、そんなことよりも、一番、この裁判のことを知りたかったら、ですね、このチャンネル桜を是非ともご覧下さい。一番、これを正確に全体像を掴んだ、あのう、報道しておりますので、ですね。
水島「まぁ、仰る通りですね。
鍛冶「えぇ。
水島「これは、ちゃんとやっていますね。これは、皆さんに対する、責任ですからね、これね。
鍛冶「えぇ。
水島「はい。
鍛冶「もう、ですから、そこのところを、ちょっと強調してね、何か、かなりいい加減なことをね、ちょっとね、裁判、見ただけでね、仰る方がありますが・・・
高清水「はい。
鍛冶「田母神さんのだけ、ちょっと見ただけではね、分からないんです、これは。
水島「それから、120日間以上、拘留されていた田母神、被告がね、保釈になったと、これは、釈放という、これで罪が無かったから、じゃないですからね。600万、払って、保釈金といった大きなお金を払って、ある程度、もう逃亡の恐れ、証拠隠滅が、もう、これだけ進みましたから、なくなったということで、保釈されたと。
鍛冶「えぇ。
水島「それから、島本被告については、これは、ずぅっと、否認というか、黙秘ですね。こういうものをやっていたから、ってことなんで、その辺は、ある程度、今、逃亡、証拠隠滅の恐れが無い時・・・
鍛冶「はい。
水島「と言う時、なったということで、何かね、保釈されたら、もう、これは罪が無かったから釈放されたんだ、全く違います。
鍛冶「えぇ、これ、違いますね。で、そこのところを、ちょっと説明する為にですね。
水島「はい。
鍛冶「また、ちょっと過去を振り返らないと、どうしても、いけないんですね。それで、ちょっと、ここのところから、話、戻ります。この平成26年、一昨年ですね。
水島「はい。
鍛冶「2月に、東京都知事選がありまして、田母神俊雄は、立候補を致しました。ちなみに、ここに居る水島さんは、この時に選対本部長をやって戴きましたし、私は、も、この時に既に、広報部長をやっております。こういうことをね、何かネットの中で、いい加減なことを書いている人がいますけどね。私は、このあとの衆議院の選挙でも、広報部長をやっておりました。
水島「はい。
鍛冶「田母神さんとは、しかも航空自衛隊出身ですから、以前から面識もあったという仲なんですね。
水島「そこなんですよね。
鍛冶「えぇ。
水島「だから、ちょっと、皆さん、間違えちゃいけないのは、選対本部というのは選挙が終わった時点で、本的には解散したっていうことですね。それで都民の会っていうかね・・・
鍛冶「えぇ。
水島「が、田母神俊雄の会に変わったってことですね。
鍛冶「えぇ。
水島「そこのところ、それから、また、新たに12月14日、今、言った様に、これは、松島悠佐さんがね・・・
鍛冶「えぇ。
水島「選対本部長になっている、で、やったってことですね・・・
鍛冶「えぇ。
水島「衆議院選の時。
鍛冶「えぇ。そういうことです。
水島「そこは見ておかなきゃいけないですね。
鍛冶「それで、ですね、簡単に言うと、事件の発端を言いますと、この東京都知事選の段階で1億3千万円の寄付を集めました。皆さんの、これは本当に清いお気持ちで戴いたお金でした。それで、東京都知事選、大体6千万円ぐらい、使っただろうと言われておりました。そうとう、それから、その年の、都知事選、落選しました田母神、落選しましたけども、12月に、衆議院選挙がありまして、これにも立候補して、当然、6千万ぐらいは残っているだろうなと思っていたところが、資金が枯渇していた分けですね。で、私は、、当時の選対本部におりまして、このことは知っておりました。内部でも問題になりましたけど、これは、あくまでも内部の問題であった分けです。
ところが、それが、翌年ですね、翌年、表面化した分けです。ここで、2月26日、週刊文春ってありますが、ここでもって、この週刊誌の見出しは、1億4千万円の不正流用疑惑っていうような見出しでしたが、中身は、ですね、簡単に言うと、業務上横領が行われただろうということ。そして、ですね、更には、公職選挙法違反の買収が行われていただろうということを、割と、明らかに内部資料を、流出しているんですね。それに基づいて記事になっていましたが、これは、もう、我々のところに取材に来ていましたから、記事になることは明らかだということで先手を打って、この1週間前に田母神俊雄は記者会見をした分けです。
で、ここで真実を言えばいいんですよ。もう記者会見をやったら、全部、真実を言えば、問題は、はっきり言ってなかったんですが、この会見場で田母神が、ですね、私は何も知らなかったと言った分けです。それで、全部、部下がやったんだと。選対本部がやったんだということになりましたから、これ、憤激しますよね。選対本部は、真面目に大半の人は、やっていますからね。
水島「その前に、私が、色々、アドバイスというかね。
鍛冶「えぇ。
水島「しっかり、このお金が不正流用されているようだから、しっかり公開すべきだということを、チャンネル桜で、2月の17~8日かな・・・
鍛冶「えぇ。
水島「言ったところで、急遽、この人達が、記者会見を開いたってことですね。
鍛冶「えぇ。そういうことだったんです。
水島「はい、はい。
鍛冶「まぁ、それで、ですね、簡単に言うと、裁判、今でも続いている争点は、このことなんです。田母神が、この記者会見で、私は何も知らなかったと言っていますが、それが嘘か本当かっていうことなんですね。で、これを知っていた、了承したということになりますと、田母神は、その公職選挙法違反の買収に加担しているってことになって、これで有罪です。に、なります。了承していなかったということになれば、無罪です。裁判の争点は、一にも、二にも、これなんですね。これは今でも実は争われている真の争点なんですが、実は、この時に田母神が、この席上で、ですね、当時、選対本部長を務めて戴いた、その水島氏も怪しいというようなことを言ったもんで、これ副産物なんですよ。実は全く関係無い。たもがみ・・・水島さんは怪しくもなんともないんですが、言ったが為に、ですね、簡単に言うと、水島氏が怪しいということが、一人歩きして、ネット上で、謂わば、大論争になっちゃったと。法廷外闘争になっていたんですね、簡単に言うと。
で、実際のところは、ですねぇ、今、言った様に、水島さんは何も怪しくありません。それで、これは、もう、我々は取り調べなんかで、現在、ですね、起訴をされている人間は、簡単に言うと、この10名です。且つての選対本部に居た人達でもって、この鈴木新の下の人達は、これ、お金を貰った側であり、この上は、この3名はお金を配った側ということで起訴されておりまして、この中に、水島さんの名前はありません。

水島「うん。そりゃあそうですね。
鍛冶「だから、簡単に言うと、これは、検察の取り調べ段階で、ですね、みんな、取り調べられておりますし、証拠も提出しておりますし、証拠も充分、出て、供述調書も出ており、ですね、簡単に言うと、水島氏がここに関与していないことは、もう、立証されているんです。だから、起訴されてはいない。従って、今回の裁判で、ですね、水島氏が関与しているかどうかということは争点ではありません。簡単に言うと。あくまで田母神が関与しているかどうかが争点になっている分けです。
で、現在も、そこで争われておりまして、昨日の、田母神裁判に於いては、この、鈴木さん、新(あらた)という、これ、会計係を当時、していた人が証言台に立ったということなんです。で、これは、この裁判で、ですね、昨日、来た、初めて傍聴した方も、いらっしゃると思うんですね、その方達はね、大体、これ誤解しているんですね。何でか、って言うと、鈴木新の証言だって、反対尋問とか何とかやっている時に、ですね、この、証言、反対尋問の中身が、殆どが、ですね、実は、水島氏が、関与したかどうか、みたいなところを、証言で、大体、尋問されているんですよ、現実に。ですから、なんなんだ、水島が関与していたのかどうかっていう風に、誤解される方が多いかと思いますが、今言ったように、実は、水島氏が、関与していないということは、この他の裁判でも全部、明らかになっています。全部、証言で出ているんです。で、なんで、その上で、鈴木新に、そういうことを聞くかと言うと、簡単に言うと、この鈴木新の信頼性を問うているんですね。あのう、弁護団が。
水島「田母神側のね。はい。
鍛冶「田母神側の弁護団が、この、この鈴木さんっていう人が本当に正しいことを証言しているのかということを、問題にしたいが為に、明らかに、水島氏が関与していないにも拘わらず、鈴木氏は、ですね、この人の第二供述調書というのがありまして、この第二供述調書で、水島氏が関与していたということを、言っているもんですから、
水島「あぁ、だから、承知の上だったっていうね。
鍛冶「えぇ。承知の上だったということを言っているもんですから、そこを突く分けです。
で、実は、鈴木さんは、ですね、考えると、この前に、第一供述調書というのがありまして、ここでは、簡単に言うと、関与していないと言っているんですね。だから、第一と第二が食い違っています。更に、その他に、弁護団との他とのやり取りの時にも、鈴木さんは、ですね、明らかに水島氏が関与していないということを言っているんですが、問題は、裁判に於いては、この第二供述調書が採用されているもんですから、それに従って、まぁ、謂わざるを得ないんですね、これ。だから、これ、供述調書、一応、承認されている供述調書でのことを覆すということになると大変なことになりますし、まぁ、彼自身は、実は、もう、判決は出ているんですけど、執行猶予なんですね、これね。執行猶予っていうのは取り消されたりすると実刑になっちゃいますから、簡単に言うと、そういう立場に居ますから、一応、第二供述調書のところで推していくと言わざるを得ないもんですから、第二供述調書の内容では、あのう、水島氏は知っていたんだというようなことを言っている分けです。
問題なのは、問題なのは、ですね、この第二供述調書に於いても、ですね、簡単に言うと、田母神が了承していたということ、島本も、の、指示の上でやったということも、全部、これは言われておりまして、これらのことは、、非常に信頼性が高いことなので、もう、既に事実として認定されています、現実に。ということは、簡単に言うと、田母神が関与していたということは、ほぼ、これ立証されているんですね。しかも、そのことに関して、あのう、田母神側の弁護団は、鈴木に関して尋問をしていません。つまり、鈴木は、田母神が関与していたという証言に関しては、これを認めているということで、今回、田母神の、保釈になった理由っていうのは、これな分けです。
簡単に言うと、基本的な事実を、起訴事実を田母神が認めている。この田母神が、了承したという事実を認めたから、簡単に言うと、証拠隠滅の可能性もありませんから、これで保釈になっているというのが今回の保釈の実態でもあります。
ですから、こういう状況ですと、ですね、今後の裁判の成り行きとしては、もう、この島本と、田母神と、ほぼ、この二人に、もう、裁判は絞られておりまして、これ以下の人については大体、判決が下りており、ほぼ、有罪とか、執行猶予っていう形になっている中で、ですね、田母神が一応、起訴事実を認めている。で、島本の場合は、これ起訴事実を認めて、未だ、おりません。黙秘している段階ですから、このままでいきますと、田母神の場合、執行猶予になる公算が極めて高い。弁護団は、それを狙っている分けですね。つまり、執行猶予がつくってことは、有罪ですよと、了承していて有罪なんだけど、そのことを素直に認めて反省しておりますということで執行猶予って大体、つくんですね、可能性として。ですから・・・
水島「だから、そういう意味では、2年間、やってきたこと、言って来たことがね、裁判の中で、まぁ、拘留された中で大転換した分けですね。
鍛冶「そうです。
水島「部屋の中に入りたくないっていう形で、こういう形になってきた。で、私の、私についてもね、あのう、まるで私を弁護するような形のね。
鍛冶「そうそう。
水島「ことをやったような感じになっている分けです。ここは、やっぱりね、凄く見ておかなきゃいけない問題だと思いますね。今言ったように、今回の場合の、のは、私が何故、この陰の主役みたいになってね、なっているかっていうと、私が関わったってことで、鈴木は、上の3人から、みんな了承を得た上でやっていたんだと、自分を弁護したい。
それから、もう一つは、彼は、横領事件が未だありますからね。田母神もそうですけれども、この問題で、自分が、を、及ばない様に。但し、こんなことをやっていると、偽証・・・偽証罪、問われますからね。これも執行猶予、消されますけどね、下手なことを言っているとね。いうようなことがあるということですね。そこは、ちょっと改めて指摘しておきたいと思いますね。はい。
鍛冶「今の点について、ちょっと解説しておきますと、現在、この裁判、これが、公職選挙法違反買収なんですね。ですから、これ、お金を配った人達、これ、3人、で、これお金を貰った人達、まぁ、残りの人達なんですが、という風に分けられていて、これは、簡単に言うと、もう、公職選挙法でお金を配っちゃいけないことになっていますから、この容疑です。
ところが問題は、これ以外に、ですね、業務上横領というのがありまして、で、これに関しては、ですね、一旦、不起訴、或いは起訴猶予になっているんですが、これは検察審査会に、もう一回、かけられようとしています。検察審査会で、起訴相当っていうことになりますと、再び業務上横領で起訴される可能性が、この田母神、島本、鈴木はあるんです。あります。それでも、問題は、ですね、業務上横領というのは、ですね、いつ、何処で、誰が、ということが必ず問題になるんですね。何処で、横領したんだということが明白になっていなければならないんですが、あのう、簡単に言うと、鈴木自身は、自分が大体250万相当のお金を横領したことを認めています。これ、はっきり裁判でも認めております。それで、同時に、ですね、田母神が横領する現場を見たと、実は証言しているんですね、簡単に言うと。えぇ。
ですから、公務業務上横領で、もし、これが、起訴されますと、問題は、この鈴木の証言が重要になる分けです。これ、鈴木は、簡単に言うと、横領する瞬間を見たと言っていますから。ですから、今回の裁判でも、田母神側の弁護団は、この鈴木に関して、信頼性を追求しているのは、何故かと言うと、このことを考えている分けです。この鈴木の証言というのは、アテにならないぞっていうことを、ですね、現在は公職選挙法違反なんですよ。この裁判に於いて、既に、謂わば、かなり印象づけているということをやっている分けです。
これは、裁判での証言っていうのは、これ、証拠として、採用されますので、あくまで、それで、鈴木を、ちょっと、謂わば、じ、厳しく尋問をすると。それで、で、従って・・・従って鈴木の信頼性を問う為に、簡単に言うと、田母神側の弁護団が、なんと、水島さんは了承していないでしょうと。貴方、了承していると言っているけど、了承していませんね、ってなことを一生懸命、問い詰めていると。簡単に言うと、田母神側の弁護団が、ですね、水島さんを擁護するというような、展開に、昨日の裁判でもなっている分けです。あれを初めて見た方は、何の事だか、さっぱり分からないと思うんですけど、我々は、ずっと、これ、全部、見ていますから・・・
水島「そうですね。
鍛冶「これは、所謂、弁護戦術として、これ、やっていますね、と。
水島「そうですね。
鍛冶「考えると、田母神、田母神さん、ずっと、何か水島さんの悪口ばっかり言っていたんですけど、今は、そんなことないよと。水島さん、やってませんよってことを言い出しているということなんですね。もう、これは、裁判の戦術の中でも、そうならざるを得ないと。で、生き残りゲームですから。もう、この3人の中で、生き残るだけですから、簡単に言うとね。
水島「まぁ、実刑にならない為のね。
鍛冶「えぇ。
水島「ひとつの・・・
鍛冶「実刑にならない為に、もう、これは、水島さんにもすがるしかないという形に、まぁ現実には、なっちゃって、いるというのは、今の実態なんですね、これ。
水島「そうですね。それで、丁度、今、仰って戴いたんですけど、この現場でたというのは、ある二人(諸橋、岡野)にね、(田母神が)100万円、払うと、言った時、渡せって言った時、これ説明して、ちょっと、いいですか、
鍛冶「はい。えぇ。
水島「私が・・・そうした時、(田母神が二人に渡そうとした)その金は、どうしたんだ、その二人(諸橋、岡野)が断ったらしいんですね。そうしたら、(二人に受け取りを断られた)その金は、どうしたっていう、言ったら、今、持っていますって(鈴木が)言ったら、俺(田母神)によこせと言って、そのお金を、自分の口座に振り込んだと。これ、完全に、物的な証拠で言うと、それは押収されているんですね。通帳に、自分のに振り込んだと。何時何分にね、何日の。これが、明らかになって、この鈴木の証言が、この問題なんですね。それを今、鍛冶さんが言ってくれた分けです。
この問題は、横領に関わる問題になるんですね。で、元々は、鈴木の証言によれば、そう、実際、そうだったんですけど。この、未だ不明金5千万。使途不明金5千万。この田母神、島本、鈴木、この3人で全部、それを扱っていたんですね。これが未だ消えたままなんです。何処へ行ったか分からない。この3人しか関わっていないのに、この5千万が消えたってことは、この選挙法違反とは全く、別のこととしてもね、5千万、皆さんのお金は消えているんです。
で、この3人が、何とか、どういう形にしたか、これ、振り分けは分からないけども、こうなっているということは間違いないんです。で、その中で、今、鍛冶さんが言ってくれた、その横領事件にも関わる問題。この100万円を、ですね、自分の口座に入れた。口座に入れたことは確かなんだけど、多分、これ、田母神被告は、いつも、50万だ、100万だって言ってね、鈴木から、に、言って、お金を引き出させて受け取っていたから、その前渡金だと、政治上の、ね、政治資金の。と言ったんだけど、ただ、これ、難しいのは他の2人に渡すはずだった買収のお金が、これ、自分のところの口座に入れちゃった分けだから、非常に、これは論争になるでしょうね。これ。うん。
鍛冶「やっぱり、業務上横領の方があって、実は、多分、これで、執行猶予狙いで、仮に、執行猶予がついたとしても、ですね、執行猶予っていうのは、執行猶予期間中に、何処か別の裁判で有罪になると、執行猶予が取り消されちゃうということになります。ですから、田母神、田母神が、これ、ぎょう、所謂、執行猶予は、今回、公職選挙違反でついたとしても、ですね、業務上横領の方で有罪になりますと、取り消されてしまうということになりますから、どうしても、やっぱり、この鈴木証言を今のうちに突き崩しておきたい分けですね。業務上横領した瞬間を見たという風に、この証言をしている分けですから。そういう、もう、ちょっと、あとあとのことを視野に入れたような弁護をしているんですよ。
水島「なりふり構わないでねぇ。
鍛冶「もう、なりふり構わずにやらないと、生き残りゲームになっていますから、そういう状態になっています。そして、ですね、実は、大体、そういう形で、これ、終息に、多分、向かっていこうとしている分けです。ですから、大体、田母神俊雄は、所謂、執行猶予になり、島本は今のままで居ると、これ、ちょっと実刑の可能性、大ですね、非常に、ですね。未だに黙秘しておりますから。鈴木あたりに関しては、もう、これは、もう執行猶予がついています。石井義哲も執行猶予がついているという状態で、まぁ、終息しようとしておりますし、まぁ、終息させようともしています。
これは、検察側も、どうも、同様の意向のようなんですが・・・実は、私、ずっと、この全部の裁判を傍聴していますから分かるんですが、簡単に言うと、5千5百万のうちなんですね。5千5百万円のうちの550万なんですよ、この公職選挙法違反で明らかになっているお金は。で、もっと、5千500万どころじゃないんじゃないかって説も・・・
水島「えぇ、そうですね。
鍛冶「ありまして、で、そのことに関しては、検察も、気づいています。で、この裁判の中でも、あのう、露骨に、そのことを指摘した弁護士もおりまして。

水島「うん。
鍛冶「で、それに関して、それは誘導だって反論が直ぐにバッと、意義ありっ!って、こう出るんですね。関係無いことは言わないで下さい、みたいな話で、制されておりまして、もっと不当にやっているのがいるんじゃないか、いるじゃないか、あの人を証人に呼べってなことを言って、いや、それに対しては不同意って。証人を呼ぶことに対しては同意しないっていうような形で、真相が、伏せられようとしております。(検察は、デヴィ夫人等の大事な承認を呼ばなかった、防衛省や自衛隊の信用が傷つかないよう、できるだけ最小限の政治的影響が最初からの意向だった)
これ以上の、広がりを明らかに畏れているんですね。簡単に言いますと、航空自衛隊・・・実は、田母神氏は、航空自衛隊の航空幕僚長ですし、この島本という人も航空自衛隊に居た方で、しかも議員秘書をやっていて、方ですし、あのう・・・
水島「石井もそうですね。
鍛冶「石井義哲もね、空将補までいっている人なんですね。そういう意味で言うと、これ、ちょっと、もし、疑惑が広がった場合は、どうなるのかと言うのが、やはり働くんだと思うんですよね、どうでしても。ですから、ちょっと幕引きになって来ているなぁというのが実感・・・実態ですね、これね。

水島「だから、私は、これは、改めていっておきますけれども、この5千5百万の、この3人が、どうしたのか、或いは誰に配ったのか、或いは、自分で、自分の懐に入れたのか、これ、間違いなく使途不明ですから、それから航空自衛隊の名誉の為にもね、他の・・・、鍛冶さんも元航空自衛隊ですけど、こういう、まともな航空自衛隊員ね、或いは、もっと言えば、全自衛隊員の名誉の為にも、ですね、この、こういう、薄汚い連中は、きちんとね、しなきゃいけないと思います。
まぁ、いいじゃないかで、済む、済んじゃいけないし、それから、皆さんから・・・お集まり、お集め戴いたね、この浄罪というか、5千5百万、少なくとも、ですけど、5千万以上、使途不明金で、この3人によって、な、何処かに消えている分けです。こういうものについては、やらなけりゃいけない。
それと、もう一つ、一応、幕僚長としてトップの、これは私から言いますと、はっきり言いますと、単にお金のちょろまかし事件ではないと。もっと、周りに半島や大陸まで含めた、情報のね、こういった機密漏洩からも含めて、しっかり見なきゃいけない。そして、何処まで追求できるか、我々、これ、この裁判、終わったとしても、我々は、これ、きちっと、出来るだけやりたいと思います。これは日本の為にもね、いつも言うんですけど、あんな個人がね、せこい連中の、こんな連中を、罪に落としたから自己満足するんじゃないんです。日本の為にも、これは必要なんでね、正しい正気を取り戻す、そういう為にも、我々は、このあとも、ですね、やっていきたいと思います。
こういうものにムラがりがあって、金に群がり、女に群がり、何だか分かんないけど、そういうことをやっているのは本当に日本人の風上にも置けないという、いうことがありますんで、それは改めて言っておきたいと思います。非常に、今日も、鍛冶さんに冷静に、お話し戴いたんですけども、最後に、じゃあ、一言、はい。
鍛冶「未だ裁判は完全に終わっておりません。今後、終息に向かっていくことと思いますが、我々も引き続き、ですね、綿密に、調査し、報道していく姿勢であります。
水島「はい。どうも、今日は、有難うございました。
高清水「有難うございます。