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南京の真実

【緊急特別番組】田母神事件 一審終了 / 全員有罪 / 共謀認定~残された闇……[桜H29/7/24]

【緊急特別番組】田母神事件 一審終了 / 全員有罪 / 共謀認定~残された闇……[桜H29/7/24]

https://youtu.be/B86kcMlZGIY

【緊急特別番組】
田母神事件 一審終了/全員有罪/共謀認定~残された闇……
  出演 水島総 鍛冶俊樹 田口賀津子  [桜H29/7/24]

水島「みなさん、こんばんは」

一同「(礼)」

水島「本日、田母神事件裁判一審の判決に於ける全ての被告に対する判決が終わりました。今日、島本被告に懲役2年、執行猶予5年、追徴金200万という判決がおりて、一審に於ける裁判は全て終了したわけであります。

今日は、その関係者であるお二人を招きまして、お話を伺いたいと思います。まず軍事評論家の鍛冶俊樹さんです。鍛冶さんには、ずぅっと、この裁判の傍聴を続けて戴きました。私が都知事選で選対本部長をやっていた時、鍛冶さんは広報部長、そして衆議院選挙の時も広報部長ということで、田母神事件に於いては選挙中から裁判の最後まで全容を見て来た方です。裁判は全て傍聴して、この様子を見て来た方であります。

そして、今日は、もう一人、田口賀津子さんをご紹介します。田口さんは、田母神都知事選挙の時、毎日、レギュラーのボランティア運動員として、本当に朝から晩までどころじゃなくて、徹夜までして、本当に一生懸命、応援をして下さった方です。勿論、ボランティアですから、お金は受け取らないということで頑張って戴きました。

今日は、このお二人にお出で戴きました。まず、今日は、島本被告の判決が出ましたので、まず、鍛冶さんに、その報告をお願いしたいと思います」

鍛冶「はい。田母神事件に関しましては、ここに居る10名が起訴されております。田母神選対本部には総勢三十数名のスタッフがおりまして、私達もその場に居たわけですけれども、その内の10名が起訴されました。東京地方裁判所で裁判が進んで、最終的に、今日、島本被告の判決が出まして東京地裁に於ける裁判は全部、判決が出揃ったということになっております。

容疑に関しましては、どういうことなのかと改めて繰り返しますと、まず、公職選挙法違反というのがあります。今回、ここで、いずれも判決が出ております。(注:フリップで10名を示す→田母神俊雄、島本順光、鈴木新、石井義哲、W、S、T、I、S、T)。その他、捜査が始まった段階では業務上横領ということになっておりまして、これは不起訴になっておりますが、それ以外の問題としまして使途不明金5千5百万円。これは政治資金収支報告書に記載されておりますが、東京都知事選に於いて約1億3千万円の寄付を集めたにも拘わらず、その内の5千5百万円が使途不明金になっているという問題は、依然として残っております。使途は相変わらず不明のままです。

田母神としおの会の会長、代表は田母神俊雄自身でありますが、その政治資金管理団体に於いて相変わらず使途不明金5千5百万円は不明のまま、この団体そのものは解散しているという状況になっております。

今日の判決は、この通りになっております。島本は、選対本部に於いて事務局長をしておったわけでありますが、懲役2年、執行猶予5年、追徴金200万円。そして公民権停止が執行猶予と並びまして5年間という判決になっております。執行猶予がついているものの割と厳しい判決でもあります。

それで、これに先立ちまして田母神事件の正に真の中心人物、田母神俊雄ですが、田母神俊雄も、この5月の段階で判決が出ております。これは懲役1年10か月、執行猶予5年、公民権停止5年という判決が出ておりまして、現在、控訴をしているという段階なんですね。これが現実の段階です。

それで、もう古い話になってしまうので、改めて時系を振り返りますと、これは、平成26年ですね。3年前のことになりますが、東京都知事選挙が行われましたが、この時に田母神俊雄が立候補を致しまして、我々は選対本部で働いていたわけでありますが、立候補した年の暮れ、12月にも衆議院選挙がありました。田母神俊雄はこれにも立候補しております。水島さんは東京都知事選挙に於いては選対本部長でしたけれども、衆議院選挙に於いては選対本部長を務めておりません。ただ、私は、いずれも広報部長として務めておりました。

ここに居た田口さんも東京都知事選挙の時には、選対本部でスタッフとして実際に勤務していました。それで、これで何が問題になったかと言うと、東京都知事選で集めた寄付金1億3千万円の内、6千万円を使ったということになっておりましたが衆議院選挙が始まってみると、資金が無いんですね。あるはずの政治資金がのお金が無い。大体7千万円ぐらいが無いということになるんですが、無いということで、これは、どうしたことかということで、選対本部・・・旧選対本部ですね、衆議院選挙も終わって、選対本部は一応、解散になっていますから、旧選対本部内で、資金が不明になったということが問題になっていましたところ、その内部資料が週刊文春に流出しまして、記事になるということになりました。

それで、それに伴って先手を打って、田母神俊雄が記者会見をしましたところ、ここで使途不明金3千万円は、当時の会計係の鈴木が使ったものであるという記者会見をしております。田母神俊雄自身が、この記者会見に出たということでした。ところが、その年の11月に提出された田母神俊雄の会の政治資金収支報告書には、使途不明金5千5百万円の旨が記載されております。この段階に於いて、我々、都知事選に於ける選対本部の二十数名が刑事告発を致しまして、翌年、捜査が始まるということになって来たわけであります」

水島「はい」

鍛冶「えぇ」

水島「新聞記事が未だインターネット上でしか出ておりませんけど、産経新聞の記事では『元航空幕僚長、田母神俊雄陣営を巡る選挙運動員買収事件』」

鍛冶「えぇ」

水島「こういうことで、所謂、事務局長・・・事務長をやっていた島本順光(のぶてる)被告に対して、今言った懲役2年、執行猶予5年、追徴金200万という判決が下されました。これは執行猶予がついただけで、検察側の請求通りという形になったんですけども、これは『判決によると、島本被告は選挙運動の報酬として陣営から200万を受領した』自分が貰ったと。

それから『また、田母神被告や会計責任者らと共謀し、26年3月から5月、複数の運動員らに対し、報酬として計295万等を渡す等した』と。『田母神被告は同法違反で有罪判決を言い渡され控訴中』というのが、産経新聞の一報に出ていたわけであります。まぁ、こういうことですね」

鍛冶「それで、ちょっと付け加えておきますと、10人が起訴されまして、東京地方裁判所に於いては全員、有罪であります。そして、会計係の鈴木新、そして島本、田母神の3人は、謂わば、お金を配った側です。彼らも一部、お金を貰ってもいますけれども、基本的には配った側で、この下にある石井義哲以下は配られた側、貰った側という形になっておりまして、いずれも有罪の判決が出ております」

水島「はい」

鍛冶「一部、控訴したり等もしておりますので、今度は、東京高裁に場が移っていくかと思いますけれども、一応、一審の判決としては全員が有罪という形になっており、但し、いずれも執行猶予が付くとかで、実刑は一人もおりません。そういう形ですね」

水島「はい。それから2016年7月14日ですね。この共謀していた島本、田母神、鈴木、この会計責任者だった鈴木に対して、家令裁判長は『選挙資金の適正な管理を行うべき立場にありながら、安易に現金を渡しており』と、つまり、これは安易に田母神と島本に(口座から引き出した金を)渡しておりということで『非難は免れないとする一方、関与は従属的で、反省もしていると述べた』と。まぁ、こういう形で、懲役1年6か月、執行猶予5年と」

鍛冶「えぇ」

水島「まぁ、こういう形になったわけです」

鍛冶「えぇ」

水島「この3名の共謀というのは、いずれも、田母神被告、島本被告、鈴木被告に関しては共謀したという形になっています。ただ、今日の判決の中で、首謀という・・・」

鍛冶「えぇ。そうですね。今、言ったのは、この鈴木新の判決のことで、昨年の7月に既に判決が出て確定しております」

水島「はい」

鍛冶「それで、これには執行猶予が付いているわけですが、彼は、会計係でありまして、実際に通帳を持っていた人物ですから、お金を自由に降ろすことが出来る立場にありました。ですから、具体的には、この1億3千万円のお金の中から、自由におろして配ったというのは、正に、鈴木が中心人物という風になりそうなもんなんですけれども、判決の中で見ますと、鈴木は結局、島本や田母神からの指示でもって配ったという形になっておりますので、鈴木はここで従属犯という形になっているわけです。

それで、今回の島本の判決を見ますと、島本は『首謀者』という言葉が使われておりまして、ですから、基本的に、島本がこの計画を練り、明確に田母神の了承を得た上で、鈴木に、お金をおろすこと、それを配ることを命じたという形になっておりますので、これは島本が首謀であり、田母神が共謀者であり、鈴木が従属犯という形が、この第一審の判決であったということですね」

水島「田母神判決のところで、これは一貫しているんですけれども『家令裁判長は、田母神に対して、現金供与を了承しただけではなく、供与額の増額も指示をした。公職の候補者としての自覚を欠き、厳しい非難を免れないと述べた。一方で、政治団体解散届けを出し、相当期間身柄を拘束されたとして執行猶予をつけたと』(朝日新聞記事)。つまり、この中で言っているのは、田母神俊雄の会を解散し、相当期間・・・まぁ6か月ぐらいでしたかね、身柄を拘束されたとして執行猶予をつけたということです。

一般に、田母神氏を応援している人達の言っていることとは全く違う認識の中で執行猶予をつけたということでありますね」

鍛冶「えぇ。田母神が既に受けた判決は、1年10か月の懲役ですが執行猶予なんです。実際には6か月位、東京拘置所に拘置されております。その拘置されているということもあって執行猶予になっているという判決なんですね。島本も同様でありまして、やはり懲役2年なんですが実刑はついておりません。これは、やはり、同様に取り調べ段階って言いますか、裁判の最中に半年近く東京拘置所に拘置されております。

まぁ、そのこともあるので、実は、島本の場合、あまり反省が無いんですね。無いんですけども、初犯ということもあるし、前科があるわけではないということで、執行猶予という形になっているというわけです」

水島「はい」
鍛冶「ですから、まぁ、ある意味で、懲罰は受けているんだということなんですね」

水島「家令さんというのは『仏の家令』という判長らしいんですけども・・・」

鍛冶「正式には、本名は家令(かれい)というんです」

水島「かれいさん」

鍛冶「一応、仇名的に、それを『いえいり』という名前だったりする『仏のいえいり』と言われているということもあるようです」

水島「はい」

鍛冶「えぇ」

水島「それから追徴金の問題ですけれども200万。これは、島本被告が受け取った金額という形になります」

鍛冶「えぇ」

水島「ということなんですけども、田母神被告の場合は約1千4百万」

鍛冶「はい」

水島「これはリストにも載っていたらしいんですけど、これは全部、政治資金として認められたと。だから追徴金は無いということですね。前にも言いましたけど、まぁ、はっきり言いますと、愛人の何十万円のコートとかいうもの、そして毎晩、毎晩、十万円単位の飲み食いをしても、これは全部、政治資金の問題だということで、当人の会ですから、全部、認められたというようなことでありまして、それにも拘わらず5千5百万の使途不明金が残っている。

そして、これは、田母神氏の出した収支報告書によれば、5千5百万は、会計責任者、鈴木との横領事件、横領事件係争中につきという形で報告されましたが、会は解散し、これを追及する、或いは、自らがそれを返していこうとかいうつもりは全く無いという状態が、残念ながら続いているということであります。まぁ、そういうこと ですね」

鍛冶「えぇ。その田母神自身は未だに非常に何か言い訳がましいと言いますか、冤罪を主張して控訴をしているわけですけれども、その中で全く状況証拠だけで裁かれたんだっていうようなことも言っています。私は、裁判をずっと傍聴してきましたから分かるんですが、田母神は、裁判官に対して非常に失礼だと思います。検察官に対しても失礼です。検察官も裁判官も非常に誠意を持って、今回、この事件に臨んでいました。それは、はっきり言えます。

物証も明確にあります。これは何度も言っていることですが、その物証とは何かと言うと『報酬額一覧表』というものが明確にあります。これは、選挙が終わった年の3月1日に会計の鈴木が作成したものであり、これに基づいて、お金が配られたんですね。このお金を配る一覧表を作っていたわけです。これによって実際にお金が配られました。

この報酬額一覧表の中には、『会長指示』という明確な言葉が有ります。会長っていうのは誰かと言うと、田母神俊雄の事なんですね。『会長の指示により』という文言が完全に入っており、鈴木は、それに基づいてお金を配ったということを証言しており、島本も、その鈴木の証言を裏付ける証言をしているわけです。ですから、はっきり明確に物証はあります。田母神は完全に了承したんですね。お金を配ることを了承したということです。それが裁判でも明確に認定をされているということですね」

水島「はい。それから、その5千5百万については、今日、あまり沢山、言いませんけれども、5千5百万円が無くなってしまった。そして、この3人の共謀が認められた。田母神、島本、鈴木と、この3人は、東京都知事選選挙が始まってから終わっても、衆議院選挙になっても、ギリギリまで、通帳管理、口座管理を行っていたのは、この3人でしかない。他の人は誰一人、手を付けていないということですね」

鍛冶「えぇ」

水島「それから、もう一つ、今日の裁判の中で特徴的だったのは、島本が事務局を仕切っていたということですね。一部には、私が選対本部長だから事務のことまで全部やっているんじゃないかということを言う人も居たようでありますが、勿論、私は選対本部長ですから、大きな意味での選挙中の流れは、私が責任者であるということになるわけですけど、一般論で言えば、私もそうでしたが、外部の支援者とか団体、そういうものを纏める仕事。石原慎太郎さんとか色んな応援してくれる主要団体、諸団体、こういうところにお願いに行ったり、そういうものを纏めたり、もっと言えば、政策を作ったり、田母神候補の政策想定問答集。こうきたら、こう言って下さいとか、或いは討論とか議論の場に出る時は、そこへ行って指導をすると。

候補者が間違ったことを言わない様にとか、或いは、皆さんも覚えているように、『朝まで生テレビ』の特集の時、私は放送を途中で止めて、やり直しをさせたりということまで、ずっと付き添って色々な形でやりました。

それから、政見放送の原稿や、そういう、ちょっと演技指導というか、そういう演出もやるということで、具体的に言うと、このお金の問題に関しては、島本事務長と鈴木に任せていたということですね。それから、鍛冶さんも言ってくれましたけれども、選対本部というのは、この選挙が終わった時点で解散したということですね」

鍛冶「えぇ、これを時系列で見ると明らかなんですが、平成26年、3年前ですが、東京都知事選挙で選対本部というのは公職選挙法上、都知事選挙の当日でもって解散です。この瞬間に選対本部というのはなくなりますので、そこで選対本部長も解任されてしまいます。ですから、水島氏は、ここまでは選対本部長を務めていたわけですが、このあと選対本部というより事務所の場所が無いんですから選対本部長という立場ではありません。問題は、その(後の)段階からなんですね。

それで、この段階(都知事選立候補表明の段階)から、もう寄付金が、どんどん、どんどん集まってきています。年明けから、寄付金はどんどん集まっておりまして、この2月の段階で6千万円以上を超えていたと私は記憶しております。最終的には1億3千万円まで集まったわけですけれども、これは全部、通帳に記載されているわけです。

口座は一つしかありませんので、一億3千万円は全部、一つの口座で管理をされておりまして、その通帳を持っていたのは会計係の鈴木でした。鈴木は主に島本の指示によって、お金をおろしたり出したりをしており、先程、言った様にリストに基づいてお金を配るということをしておりまして、その都度、田母神の了承も得ていたということなんですね。そういう状況でありまして、これは、この衆議院選挙までずっと続いております。

ですから、通帳には、お金をいくら、いつ、何処で、誰がおろしたかは全部、明確に分かります。この段階に於いてまでは鈴木が通帳を持っておりまして、それで、いくら、おろしたか、いつ、何処でおろしたか、いくら、おろしたのかということは全部、分かります。

この年が明けた段階で、まぁ、不祥事が明確になった段階で、鈴木から通帳がとり上げられて、ここから先は田母神が通帳を管理しているわけです。そして、最終的に、ここで使途不明金5千5百万円が記載されているわけですから、この通帳を見れば、いつ、何処で誰がお金をおろしたかは明確に判るんです。使途不明金5千5百万になるわけはありません。明確に通帳を見れば完全に判ります。それにも拘わらず、現在に至るまで、田母神俊雄自身は使途不明金が5千5百万についての説明責任を果たしていないというのが現状なんですね」

水島「はい。鈴木被告は『私はキャッシュディスペンサーだった』と。つまり田母神と島本に要求されるまま、10万円を持って来い、20万円を持って来いと、目的を聞かないまま、領収書もとらないまま、或いは、仮払いの伝票も出さないまま、領収書を出さないまま、どんどん、どんどん、言われるままに、お金を渡していたということでした。

そういう中で、自分は横領もしてしまったと。ただ、その金額は田母神の主張とは違って250万円位だということになっているわけですけども、いずれにせよ、この3人が、この5千5百万円の使途不明金に関与していたことは間違いない事でありまして、残念ながら、選挙中というよりも選挙が終わったあとで、お金がどんどん使われて、結局、衆議院選挙前には殆ど無かった」

鍛冶「無いですね。重要なことは、兎に角、この1億3千万円が東京都知事選挙の寄付金で集まっていたにも拘わらず、この12月の段階で一銭も無かったんですね。最近、田母神の説明を本で見ましたら、1千万円位は、あったというようなことが書いてあった本がありました。でも、それは有り得ません。

もし衆議院選挙の時に1千万円があったら事件は発覚しません。発覚しようがないんです。何故、発覚したかと言うと、衆議院選挙が始まる段階でポスターが刷れなかったんですよ。だから、大問題になったわけです。何故、無いんですかっていう話になるから大問題なのであって、1千万円があったら何も問題にならないんですよね。そうしたら、この事件そのものが有り得ませんから」

水島「はい」

鍛冶「簡単に言うと、この段階で1億3千万が全部、消えていたということですね。それで、まぁ、東京都知事選で6千万円ほど使っているという説明ですから、ここで、使途不明金は7千万円だった。ところが田母神俊雄は記者会見の時に3千万円と言った。大体、少なく言っても3千万を鈴木が使ったと言っている。3千万円が使途不明金という風にしていたんですね。そして、更に、この政治資金収支報告書で5千5百万円の使途不明金になっていると。何故、7千万円が3千万円で、3千万円が5千5百万円になっているのかっていうことは、田母神俊雄しか説明できませんね」

何故なら、田母神俊雄が今、通帳を持っているからです。逆に言うと、通帳があるんですから、この説明は明確に出来ます」

水島「うーん、説明するべきですよね」

鍛冶「ですから、説明をして戴きたいということなんですね」

水島「うん。それと、もう一つ、田母神氏が記者会見で、鈴木が3千万円を盗ったと言っているんですけど、検察側は250万円だと言っている」

鍛冶「はい」

水島「ということは矛盾しているわけですから、それで横領罪というのは立件できないっていう形で不起訴になっているわけですね。これは、皆さんもご存じだと思いますけど、詐欺罪と横領罪というのは自白が無いと、いつ、何処で、誰が、いくら横領したかというのは立件が中々し難い。結局、この3人の共謀の人達は、鈴木が一部、横領を認めましたが、他の2人は一切、それを認めていない。
でも、この3人によってお金が消えている。じゃあ、鈴木が5千5百万円全部を横領したのかと。それだったら、それで訴えなきゃいけないです。それを田母神も島本も行っていない。実は、こういう矛盾の中にあるということです。今言ったように、私は衆議院選挙には関わりませんでしたけども、そういう連絡を受けてた時に、そのスタッフを通して、田母神氏にお金を引き出したなら早いうちに返しておいた方がいいよと。

それをやっておきなさいって話をしましたが、結局、110万しか返さないという報告を受けて、結局、どうしたらいいかっていうことで、これは、お金を出した人達に対する責任として、田母神事務所はお金の管理の事をきちんと明らかにすべきであるという内容の番組を作って、その番組の中で、それを言ったので急遽、(田母神側の)記者会見になったと。これが、この田母神事件のスタートでありました。今日は、選挙中に頑張っていた田口賀津子さんにもスタジオに来て戴きました」

田口「はい」

水島「実は最初から終わりまで、この選挙中、本当に連日のように徹夜で働いて貰った本当に熱心なボランティアの先頭を切って頑張っていた一人なので、今日はスタジオに来て貰いまして、その当時、実際は、どうだったかという話を伺いたいと思います」

田口「はい。そもそも始めから、飴玉一つでも貰ってはいけないし、渡してもいけないというところから、私達の選挙活動がスタートしています。それで、選挙が始まった時、私は島本さんと鈴木さんの後ろの席で、主にボランティアの統括とか、ポスターの方をお手伝い致しました。東京全土にポスターがありますので、そちらの方を担当させて戴いたんですけれども、その時の選対の様子というのは、とにかく、みんなで、この選挙を成功させなければいけないという思いだけでしたので、鈴木さんも島本さんも、一生懸命やって下さって、特に、凄く良いチームワークでやったような印象があります。

ボランティアさんも全国、北海道から沖縄までの方々が駆けつけて来て下さって、あの吹雪の大雪の中でもポスティングしてくれたり、街宣に周ってくれたり、特に、お金も何も無償で良い選挙が出来たなという風に、私は本当に喜んでいました。そのポスター貼りも、具体的に言うと、自分で島まで実費で行ってくれた方もいらっしゃれば、奥多摩の山奥でモノレールに乗れなければポスターを貼れないような場所まで、みなさん、徹夜で周って下さいました。そういう方が大勢いらっしゃって、お金だけの問題じゃなく、そういった方の思いの詰まった本当に良い選挙だったという風に自負しています。

ただ、今回、こういう結果になって、選対の殆どの人が、みんな、本当に真面目に一生懸命やった選挙だったんですけども、水島さんを始め選対本部が犯罪者の様に言われるのは、とても心外だと思って、今日は出演させて戴いた次第です。

そもそも、私が気になるのは、水島さんが田母神さんを立てた責任はあると思うんですけども、立った以上は田母神さんの責任で、お金の管理も全て田母神さんの責任じゃないかなと思うんですね。

鍛冶さんが今、説明して下さったんですけれども、そもそも、この都知事選に於いても、立つことを決断したのは田母神さんですので田母神さんが立った以上、田母神さんの責任だし、お金の管理も田母神さんの責任。それが何故、水島さんにそのお金の疑惑がかかっているのかっていうことが凄く理解出来ないですね」

水島「いや、だから・・・」

田口「はい」

水島「選挙の時は、今言ってくれたように、私も本当に言ったでしょ、きれいな選挙、やろうなと」

田口「はい。

水島「牛丼一杯もごまかすのは、やめようねと。

田口「はい」

水島「そういうことでやったから、選挙中は、それなりに、きちっと出来たような気がしているんだよね」

田口「はい」

水島「ところが終わったあとなんだ、この事件が起きているのはね」

田口「そうですね」

水島「使い込みというか、どんどん勝手にお金を使ったのがね。だから、我々が選挙中から、みんなで、そういうことをやっていたように思われるのは心外だっていう感じがするんだよね」

田口「はい」

水島「うん」

鍛冶「正に、そのう、元々都知事選が始まる前の段階で、やっぱり、所謂、買収っていう問題はあるんですね。それで公職選挙法っていうのは非常に厳しい部分がありますから、お金を、あとでも配ってはいけないという形にもなっていましたので、それで、むしろ、スタッフをきちんと登録すれば、スタッフに関しては適度な日当を支払うことは出来るんですけれども、それも誤解を招くかもしれないということで、当初の申し合わせで、じゃあ、全員、ボランティアっていうことでやりましょうということにして、ここにいる田口さんも当時、選対のスタッフなんですけれどもボランティアという形になっていました。私もそうなんですね。水島さんもそうで、全員、スタッフですけれども、スタッフ登録をせずに、一銭も貰わないんですからボランティアという形でやっていたわけです。選対本部の中ではそうやっていた。

だから、この東京都知事選の時、田口さんはその中で寝ないで、東京都中にある1万4千か所の掲示場所全部にポスターを張り巡らせるということを本当にやって下さいました。もう、田口さんに関しては大変、高い評価でして、実は、今日、判決がおりた島本事務局長は、衆議院選挙の時も田口さんに是非、協力して貰えないかということを、私に相談してきましたね。何とか田口さんを呼べないかって言うんです。その位、活躍してくれた田口さんでした。本当に、ご苦労様だったと思います。

だから、こういうスタッフの方々の協力や、皆さんに呼びかけて、そのお蔭で1億3千万円ものお金が集まっているにも拘わらず、5千5百万円もの使途不明金を出して、それで恬然としていられるっていうのは、おかしいわけですね。

これは、どうしたって、まず、最低限、説明責任を果たすべきです。しかも、説明は出来ます。何度も言うように、通帳に全部、記載されています。いつ、何処で、誰がおろしたかは、はっきり分かります。その通帳は今、田母神俊雄が持っているんです。だから、それを説明をして戴きたいということです」

水島「はい。そういう意味で、これは一応、一審の裁判が全部、終わったと」

鍛冶「はい」

水島「それで全員が有罪になったと。そして3人の共謀。これも明らかになったということですけれども、実は、これを国策裁判という言い方をして、何か裁判や検察が、田母神その他の被告を貶める為にやったということを言う人が居るんですね。皆さん、これをどう思いますか。私から言えば、随分、軽いなと思います。それから検察には、文句を言いたくないんだけれども、勿論、横領罪とか詐欺罪っていうのが、実は、立件が物凄く難しい。

それで検察というのは99%勝てないというものは立件しないわけですから、だから、今回、そういうものもあるけれど、少なくとも5千5百万の使途不明金が厳然と残っている。このことを、私は、皆さんに問いたいと思います。先程、田口さんが言ってくれたけども、本当に、私は皆さんに田母神氏を男と見込んで推薦したんですよ。そして、本人も立った。そして、そのあとも田母神氏は、全部、私の責任だということを言っているわけですけどもね、本当に、私は、皆さんに対して責任を果たしたと自分が言えるかどうか、今でも問うております。

言い方によっては、水島は随分、しつこく田母神を貶めているって言い方があるけども、これだけ沢山の人が本当に寒い中、或いは、雪の中、汗を流し、本当に涙を流して頑張ってくれた。そして、多くの年金生活者の方が、生活費を削って応援してくれた。それなのに残念ながら3人の共謀者によって、少なくとも最低5千5百万が何処に行ったか分からない。この3人しか使ってないのに、それが分かっていながら5千5百万円が消えてしまっている。私は本当に、これで、皆さんに責任を果たしたと言って貰っていいのかしらと思います」

鍛冶「うん」

水島「私は罪を憎んで人を憎まずという主義の人間ですけど、(田母神氏は)開き直って、例えば、私が何か鈴木から金を貰ったということをWILLで発表したりする、そういう人間に対して、もう黙っていた方がいいのか。とんでもない人だから、しょうがないと言った方がいいのか。私は、それは天に恥じることであるから、本当に、こういう泥の中を、這いずり回るような嫌なことであっても、自分が引き受けなきゃいけないと思うわけです。皆さんは、この問題をどう思われるでしょうか」

鍛冶「うん、少なくとも、その件で言えば、ネットというのは正にフェイクニュースもあるところなので、色んな話が出ているんですが、その中で、特に田母神俊雄自身が言っていることは、検察側は全部、水島氏の証言に基づいて裁判をやったんだと。判決もそれによって出てしまっているというようなことを言っています。言っていますが、これは間違いです。

水島さんは証言台に立ち証言しました。さて、誰の依頼で証言台に立ちましたか。水島さんは、田母神俊雄の弁護人からの依頼で証言に立っているんです。実際、田母神側の弁護側の証人なんですね。ですから、今回の事に関しては水島氏の証言に基づいて判決が下るということはあり得ません。特に、水島氏の証言が決定的な証拠になって有罪になっているっていうことはないんです。逆なんです。むしろ、田母神側は、何とか水島氏の証言を自分達に優位にしようと思って証言台に呼んでいるというのが実態なんですね。だから、全然、間違っていますね。

それから、もう一つ、気になることを言っている人が居るんですね。それは、この島本という事務局長は、今日、事実上、首謀者と認定されたわけですけれど、これを連れてきたのは水島氏であるというような記述を見かけます。これは全くの嘘です。有り得ません。水島氏と島本氏は、この選挙以前に知り合いでも何でもありませんでした。しかし、田母神は島本と旧知の中ですね。何故なら、二人共、元々航空自衛官ですからね」

水島「石井の選挙も一緒にやっていますね」

鍛冶「えぇ、ここに居る石井義哲という人物も航空自衛官でした。ちなみに恥ずかしながら、私も元航空自衛官なんですけれども、簡単に言って、石井が元々、平成25年の参議院選挙に出馬しておりまして、その時にも島本と田母神は手伝っているんですね。石井義哲が参議院選に立候補した際に手伝っていますから、その時からの知り合いなんです。ですから田母神が選挙に出るということになった時には、事実上、石井義哲が島本を連れてきたということですけれども、元々二人は知っている仲です。

それで島本と鈴木も旧知の仲なんですね。島本は航空自衛隊を辞めたあと、議員秘書をやっておりまして、議員秘書の関係で鈴木に選挙を手伝って貰ったこともあったということもありまして旧知の仲なんですね。ちなみに鈴木はこの石井義哲の選挙を手伝っておりますから、まぁ、簡単に言うと、彼らは全員、田母神の知り合いなんですよねぇ。

どちらかと言ったら、水島さんは、こちらからは全然、排除されているというか、知らないわけでして、水島さんが島本を連れてきたなんていうことは有り得ません。むしろ、田母神と島本の方が元から知っている仲だったということです」

水島「はい。ということで、まぁね、残念ながら、私はずぅっと、その衆議院選挙が終わったあとも、こういうお金の問題を聞いていたので、田母神氏に対して貰ったお金は正直に、早く全て返しておいた方がいいですよと助言しましたが、いや大丈夫だと言うんですね。一応、言っておきますけど、私は最後まで何とか(田母神氏を)救いたいと思いましたけれども、やっぱり駄目でした。逆に、記者会見で、私が何か悪い事をやったようなことを言い出したということで、これは、もう駄目だと。

そして、今でも、そういうことを言っているわけで、正直、もう、これは仕方がないと思います。こういう虚言というか、まぁ、嘘ですけども、これは、もう裁判の中で粛々と事実を究明していくしか無いかなぁと思います。ただ、これに関して周りで乗っかって囃し立てるような本当に情けない人達も居るということだけは、やはり、指摘しておきますが、お天道さんは見ているぞということは言っておかなきゃいけないと思います。それから田口さん、田母神氏他に言いたいことがあれば、是非、言って下さい」

田口「はい。ずぅっと経緯を見ていると、加害者と被害者がすり替っているような気がしてなりません。被害者は私達なわけです。ボランティアで一生懸命やった人達です。雪の中でもポスティングしてくれた方、ポスター貼ってくれた方、そういった方が、みんな、お金だけの問題じゃなく、本当に、そういった方の力があって成功させた選挙でありますので、そういった人達を裏切ったっていうことに対して、とても怒りを感じます。はっきり言って、その5千5百万円の使途不明金が出たことに対して、もう裏切られたという気持ちでいっぱいなので、きちんと説明して戴きたいと思います」

水島「はい、そうですね。これはねぇ、やっぱり、正直、言えば、使った人達が、みんなで本当は、その割合だけでもいいからね、まぁ、元々あるはずのお金の約半分ぐらいですよね。これは本当に返還すべき問題ですよ。そういう記録がありますしね。そういう気がしていまして、ボランティアの怒りも当然だと思います。じゃあ鍛冶さん、最後に纏めて戴いて」

鍛冶「はい。今回の事で、我々は刑事告発をしたわけですけれども、それに対する非難っていうのがあるんですね、私は元航空自衛隊出身で田母神も航空自衛隊出身っていうことで、島本も航空自衛隊出身ですから何か航空自衛隊であったのに且つての上司を告発するというのは何だと。裏切り者じゃないかみたいなことを言われたこともあるんですけれども、裏切ったのは田母神の方なんですよね。何か話がすり替わっちゃっているわけで、何か私が裏切ったんだと言うけれど違うでしょうと」

水島「そうですね」

鍛冶「裏切ったのは、田母神さん、貴方なんですよっていうことを言っておきたい。それで、そうすると、あぁ、この人達の論理というのは、どうも何かヤクザの親分と子分の関係なのかなと。つまり犯罪者である親分を庇って刑務所に行く子分みたいなのがヤクザにあるけれど、そういう論理で生きている人達なのかなぁという風に、ぼんやり思っておりました。そうしたら、最近、何か田母神俊雄を色々支援するようなパーティーとか何とかがあったようなんですねぇ。それで、その写真を見ていたら、何か、これはヤクザの出所祝いみたいだなぁという風に、つくづく思いました。且つて、我々が支援していたわけだけど、今、田母神を支援している人達っていうのは、何か、ひょっとしてヤクザめいた人達なのかなぁと、ぼんやり思って、そのことを、ちょっと人に話したんですよ。そうしたらね、怒られました。違うと。それは違うんだと。どういうことかと言うと、今のヤクザは知りませんけど、昔のヤクザの出所祝いっていうのは、どういうことかと言うと、出所祝いっていうのは刑期をちゃんと果たして出てきた人を出所祝いするんですね。ヤクザだって、ちゃんと法律を守っているんですよ。昔のヤクザですよ。ちゃんと法律を守って、それで刑務所で刑期を終えて出て来て、あぁ、お役目、ご苦労さんっていうことで出所祝いをしていると。

田母神は、執行猶予なんですよ。執行猶予中にも拘わらず、あたかも無罪の様な顔をして、あんな所に出て来るような恥知らずなことを、昔のヤクザはしなかったと怒られてしまいました。まぁ、はっきり言って、誠に今の田母神の対応っていうのは本当にヤクザ以下だと思います。やはり、本当に襟を正していかないと、航空自衛隊全体、更には防衛省全体の恥さらしになっているんです。我々もそれで恥ずかしい思いをしているんです。是非とも襟を正して戴きたい。そう思います」

水島「そうですね」

鍛冶「うん」

水島「本当に、事実関係というものが、かなり歪められましたけれども、裁判で明らかになってきた。そして時間が経つにつれ、もっと明らかになっています。まぁ、そういう人達は、もし、田母神氏に真の友情というか、そういうものがあるなら、きちんと罪を認め、或いは説明責任を果たすべきだと、厳しい事を言うのが本当の友人だと思います。そういう悪い事をやったのを平気で見逃すとか擁護するというのは、本当の友人ではないですよと、改めて言っておきたいと思います。何よりも、まず、本当に日本の為になるかどうか。こういう犯罪とか、そういう、とにかく何をやっても愛国的なこととか勇ましいことを言えば、みんな、許すんだっていうようなことは、日本の保守は、やめましょう。

私は清濁併せ飲むつもりです、そういう人間のつもりですけども、やはり犯罪を許してはいけない。特に、本当に純粋な草の根が出したお金をパクってはいけないということだけは改めて言っておきたいと思います。この問題については一個一個、きちんとすべきで、随分、色んな人達が周りに入り込んでいるようですので、これは情報戦としてもきちんとやっていかなきゃいけないと思っています。今日は、鍛冶さん、田口さんのお二人にお出で戴きましてお話を伺いました。有難うございました」

一同「(礼)」